レポート コンニャクイモ掘りと加工の一日

今年から取り組みました、コンニャク作り。

私たちにとって宮津のコンニャク先生、溝口さんに教わりながら、
ご一緒する参加者を交えての、
コンニャク栽培からコンニャク加工まで。

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GW明けの5月14日に植えつけたコンニャク芋

その後、



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宮津へコンニャク栽培援農に行ったり、


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静原では育つのを見守り


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迎えました今日の日。いいお天気!

今年は丹後地方はコンニャクの出来があまり良くないそうで、
場所によっては全滅もあったのだとか。

静原も、一部ですが途中で枯れたりもしました。
でも全体的にはとてもよい成長で、
時々ゴロゴロ大きなコンニャク芋があったり、
親芋はもう無くて子芋だけ育っていたり、
1時間弱の収穫作業でしたがどっさりと収穫することができました。

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お昼が終われば、
コンニャク作り講座。ここでは、あらかじめ掘って天日で干した芋を使います。
(掘りたてのものは水分があって締まっていないので、固まりにくいそう)
自分で植えたコンニャク、加工には力が入りますね。

こうして出来上がった、
生のイモと、自然の灰汁から作る昔ながらの手作りコンニャク。

この味や食感、忘れられないですね....
子供たち、
売られているコンニャクを見たら、きっと土の上で掘ったこと、
この美味しさを感じるでしょうね。

そしてなにより、
栽培も、加工も、
昔の方がいろいろな知恵を働かせて生み出したこのおいしい食べ物。
コンニャクひとつとっても、
大変な労力と、手間がかかっていることを感じます。

目の前にある、単なるコンニャク。
それが生まれれてくるまでの道のりと、
当たり前に手に入れられることに、ありがたさを感じたいですね。
そういう意味で、大量に安くで手に入る他国産のものであっても、
作り手やその苦労を想像することができることって、
それだけでなんだかすこし心が落ち着く感じ。

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静原のような一部山間地の場所では、
こうしたコンニャクづくりはとってもあっている気がします。
これから、
私達も、こうした手作りの素朴な美味しさを、
出会ういろいろな方と共有していきたいと思っています。


今回、コンニャク栽培からコンニャクの加工まで、
いろいろとお世話になった溝口さん。
ぼちぼちと京都さんに、コラムが掲載されています。
田舎暮らす楽しさが垣間見えて面白いです。

森田英実さんと「気功でハイキング&ランチ」のお知らせ

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さてさて、いつも大好評な森田英実さんとの気功の一日。
この気持ちの良い秋の空のもと、
一緒に裏山の金毘羅さんに登ってハイキング、しませんか?

中腹で新鮮な空気を取り入れながら気功をして、
最後まで山頂を目指します。
下山したら、お昼ごはんを食べましょう。

すこし朝早くのスケジュールです。
どうぞよろしくお願いいたします。



●日時:2011年11月3日祝日 
内容
 9:00 カフェミレット出発 金毘羅山へ登山。金比羅山の中腹の琴平神宮前に気功後下山
 13:00 カフェミレットにてヴィーガン・ヴュッフェスタイル・ランチ
 その後自由解散
持ち物:動きやすい服と登山用の靴、水筒、タオルなど
料金:お一人様 3,500円 (1500円のランチ代含む) 
小学生 1,500円、中学高校生2,000円 
当日到着時に現金にてお支払いください。
その他:
今回は片道1時間以上の登山がありますので、小学生以下の方のご参加、
体力に自信がもてない方のご参加はご遠慮願います。
雨天の場合は、カフェミレットにて09:00-10:30まで気功、11:30-13:00までランチ, その後解散となります。
行きのバス:07:45出町柳駅発 京都バス静原・城山行き8:30過ぎにミレットに到着できます
帰りのバス:城山発 京都バス 13:45/15:43 出町柳着
駐車場に限りがございますので、なるべくバスをご利用いただけるとたすかります。

お問い合わせ・ご予約: 森田英実 emi@aiinspire.com 
申し込み最終締め切り:2011年10月30日 

竹でテント作り(竹テントマスター養成講座)のご案内

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静原、ミレットで、竹を使ったテント作りのワークショップを開催いたします!


この竹テントづくりは本格的な内容で、
ご自身が竹テントマスターとして、
実際に講師となって、各地で広めていくことのできる人材を輩出するプログラム。
もちろん、単に興味がある、竹テントを作りたい!というだけでも構いません。

この竹テントとは、東京のNPOトージバさんが、
日本各地で放棄されている竹林をなんとかしようという発案で始まったもの。

ずっと、やりたいねと話していて温めていた内容です。
トージバさんは、大豆レボリューションでご存知の方が多いと思います。
もう、4年ほどの付き合いとなります。
講師役として、東京からみなさんお越しになります!

今回、2台製作します。

地域の資源を見出して、地域から何かを生み出していくこと。
ご一緒できたらと思います。


■このワークショップのねらい(トージバさんより)

本ワークショップでは,地域のヒトたちが、地域の竹を,地域の中で活用しつづけてもらうための一方策として、NPO法人トージバが開発した「竹テント」についてその作り方のノウハウを地域の方々に習得してもらうこと,そして地域の資源を活用したモノづくりを通じて世代や地縁を超えたヒトとヒト,ヒトと里山とが繋がっていく場やコミュニティを新たに創るお手伝いすることを目的としています。

そしてトージバは,各々の地域の未来において,個性に即した竹林管理と竹づかいのしくみが定着し,竹とヒトとの近しい関係が築かれ,地域の貴重な里山景観が次代へ引き継がれていくことを願います。

★ワークショップの流れ【1日目】
10:30~12:00
▽竹テントの紹介&組み立て体験
▼竹林整備&竹テント用竹材の選定と伐り出し
『竹林を歩こう! ~竹林整備の仕方、竹テントに適した竹材の見分け方のコツの伝授~』
▼竹テント用の竹や金具の加工
『竹テントの竹材を加工しよう! ~竹の油抜き・金属の穴あけ作業の実践~』
13:00-16:00
▼竹テントの制作①: 『竹テントの基本パーツを作ろう【柱編】!

【2日目】
10:30-12:30
▼竹テントの制作③ : 『竹テントの基本パーツを作ろう【屋根編】!』
13:30-16:00
▽完成した竹テントを背景に記念撮影
▽折り畳み体験


●お申込み情報
この竹テントを製作を2日間でマスターする養成講座を開催します。
竹林の整備から竹の扱い方、テントの製作まで竹テントマスターになるため必要な知識が2日間で
トータルに学べるワークショップです。静原のCAFE MILLETで開催です。
・日にち :2011年11月5日(土)・6日(日)
時間  :10:30〜16:00
内  容:竹林整備〜竹切出し、油抜き、竹テントの組み立て
場  所:CAFE MILLET(京都市左京区静市静原町1118)
参加費 :6,000円(2日間)1日のみの参加は3,000円 ミレットのランチ代込み
募集人数:10名(2日参加出来る方を優先します)
講  師:青木秀幸 神澤則生 佐野拓也(トージババンブーファクトリー)
持ち物 :汚れてもいい服装、着替え、筆記用具、あれば、ノコギリ、ナタ、地下足袋、軍手(ゴム付きのが滑らなくていいです)
参加希望の方は以下の情報をメールにて件名「竹テント参加申込」としてお送りください。
———————————————————————————
・名前
・住所
・連絡先(携帯電話)
・参加動機
・アクセス方法(バスorクルマ)
———————————————————————————
申し込み・問い合わせ先 millet@cafemillet.jp まで。
・当日のアクセス方法、バスの時刻についてはこちらを御覧ください
 京都バスは、「34番系統静原・城山行き」で出町柳駅前9:20発の便がちょうど良いです。


他の地域のワークショップの様子は、こちらを御覧ください

いろいろなイベントで使用されている様子。








millet art class のご案内

※お申込定員に達し、募集を締め切りました。

すっかりblogの更新がご無沙汰してしまいました。

私たちは、
相も変わらず元気です。

秋はイベントでもりだくさんですね。
ここ静原の地域のイベントにも今年はどっぷりと関わりながら、
日々送っています。

さて、
今月30日(日)に開催します、
アートクラスのご案内です。

ミレットでは初めての、
絵を描こうという内容。

「絵を描く?!」

はい、そうなのですが、
少し前から、
臨床美術という名の体系があると知りました。

「絵を描く」ということが、眼に見えるものを描く、ということだけでなく、
物事を自分の感覚を感じることと通じることに繋がる方法です。

絵って、どうしても、
上手い、下手と、自分を決めつけてしまいます。

なぜでしょうね。
きっと、目の前にあるものをできるだけ忠実に再現することが、
上手ということに繋がっている意識があるからかもしれません。

この、臨床美術というのは、
まずは描こうとするものを、自分の五感をつかって感じることから始まります。
それをどのようにしていくかは、当日のお楽しみ。


これって、大人も子どもも関係なく、
認知症や、障害を持っている方にも、
とてもよい効果が期待されているそう。
シュタイナー教育についても臨床美術、共通点があるようです。
今回、親子で一緒に参加できる内容です。

10月30日、
ミレットで、一緒に描きませんか。
当日は、食べるもの(さつまいも)を、描きます。


●日時 2011年10月30日(日)10時半~14時
●費用 1家族2,500円 (会費、教材利用費、昼食込み)(大人1名、お子さん1名を想定しています)
●定員 10名(5組)
●もちもの 特に無し。
●お申込 millet@cafemillet まで、お名前、人数、電話番号、アクセス方法(バス・車)を明記の上、お申込ください。※お申込定員に達し、募集を締め切りました。

<増田さんのこどもアートクラス>

増田さんは現在、絵画、里子制度の社会活動に深く関わっておられ臨床美術の勉強をされています。
今回、こどもアートクラスではこども自身が主体になって作品を作り、親はそれを静かに見守ります。
さつまいもを使い、五感をつかって、子供の力だけで描いていきます。
枠をはずし、個性を大切にし、自発力を育てることで子供の自己存在への自身につながり、
こどもが楽しく遊びながら制作していきます。

<参考>
臨床美術とは(日本臨床美術協会)