3月1日「いちにち商店街」

2009年3月1日の日曜日、
京都は下鴨の、友人建築家のアトリエ「下鴨亭」にて、
「いちにち商店街」がスタートします。

CAFE MILLETも、
キッシュやケーキ、パンなどをお用意しています!
きっと楽しい時間になる、
そう思います。

手作りの商店街で、お会いしましょう。
下鴨神社もすぐ近く。
お参りがてら、もいいですね。

以下は、
このご案内です。
友人・建築家の平井さんの内容そのままになります。


* * * * * * * * * * * * * * * * * *


手づくりのもの 育てたもの 集めたもの

オーダーメイドなもの ちいさくて楽しいこと

必要なものが必要なところに届きますように

こころのお財布がにっこり笑いますように


今回の商店街の参加者(アイウエオ順)

風ノ結
健らいと
こめの実屋
滝和紙店(委託販売)
ちくちく屋やまびこ
ちせ
花キララ
パン工房RK
ひびき家
ふわり
道草屋
やぎのやおや
CAFE MILLET
CAFE素

他、手作り雑貨、和菓子とお茶、米、等の出品、フリマコーナーもあります。モノにこめられた想いや、伝えたい気持ち、そして人とモノと自然との繋がりの大切さが、楽しく感じられる場になると嬉しいです。


次の日曜日。
京都のカフェ素さんのお仲間主催で下鴨亭にて開催されます♪。
3月1日(日)午前10時~午後4時。どうぞよろしくお願いします。
(この春から毎月1日にこの会を開催することになります♪)

ここ下鴨亭は東隣にアレルギー科の小児科のある「鈴木診療所」さん。道路を挟んで南隣はアレルギー対応食品のお店「健らいと」さんというすごい偶然(ある意味の必然)が重なってるのです。
僕は家具たちを出品いたします。ひびき家の不耕起米も販売します。
わたしめは午前中いっぱいは下鴨亭におります。

be13895b-s.jpg


* * * * * * * * * * * * * * * * * *

転載・ここまで。

それではお会いできますことを楽しみにしています♪

吉野先生を送る会

今日は、
京都造形芸術大学の吉野先生の送別会が開催されました。

_DSC0141

ここMILLETはいつになく学生さんが沢山!!

若いパワーに圧倒されつつも、
石窯でグリルしただけのお野菜、
ベジタリアン料理を沢山食べて頂くきっかけになって、
何かを感じてもらえたら嬉しい、
そう思っています。

素敵な先生が遠くに行ってしまっても、
どうぞ末永く交流していけたらいいですね。

色山ユキ江 / 清水志郎 個展

SDIM1127

夕方、
色山ユキ江さんのドローイングの個展、
「PARALLAX」(会期:2009年2月17日~2月22日)の会場
Gallery16 にフードをケータリングさせていただきました。


SDIM1129

Gallery16さん、
実は、
大昔(?)に、父と母が初めて出会った場所でもあり、
しかも色山さん、父の授業を受けていたとの話もあり、
今回、
たまたまフードのケータリングを探しているところを
急きょ見つけられて決まったこともあり、
とても不思議なご縁を感じてしまいました...

モチーフは「花」とのこと。
どこか官能的な、
左右対称生を持った器官、
面白い内容です。

今回のpartyは、
「PARALLAX PARTY in PATINA」と題し、
電子音楽と、オーガニックフードという相反するように見れる世界を、
違った視座から一つに見えるということをテーマにしたそうです。

このたびはケータリングの依頼、
ありがとうございました。
またのご縁を楽しみにしています!


-------


また、
よくご一緒して陶芸の企画や、cafeでの器で使わせて頂いている、
清水志郎さんの陶芸の個展
「ありのまま」(会期:2009年2月18日~25日)の
会場、楽空間祇をん小西(京都・祇園)にも、足を運びました。

志郎さんの作品、
実用的な器はよく拝見させて頂いていたのですが、
こうした、志郎さんの作品を見るの、実は初めてでした。

とても、好きな世界です。

自然界にしか無いような、
太古から蓄積された形状のような、
それでいて艶やかで、
生命の痕跡を見ているような作品。

実は作品の中で、
繊細な表情のあるものの制作には、
昨年、畑で実った陸稲の藁が使われているんだそうです...
ちょうど、脱穀作業をしているときに、
志郎さんも手伝って頂いていましたね。

祇をん小西さんは、
四条の花見小路通りを少し南に入ったところ。

25日まで開催されているので、
ぜひご覧になってください。

味噌造り

SDIM1107

今日の料理教室のメインは、
味噌造り。

SDIM1121

今回の味噌は、
一般的な割合(乾燥大豆:麹:お塩=1:1:0.4)ではなく、
麹を倍の2にしています。

これは倍麹味噌と呼ばれ、
隣村の大原では倍麹が基本なのだと渡辺くんから聞いて、
ひとつやってみたかったのでした。
麹が増える分、甘くなります。

SDIM1122

SDIM1124

昨年末に企画の
my味噌瓶(カメ)作りワークショップで作った方も参加され、
ようやくここで、味噌と瓶がご対面。

SDIM1126

一見、中の味噌と外の器が同じ色...
偶然にも、
仕込んだ直後のお味噌の色が、瓶の色と一緒!

今後は色の進み具合が確認できますね。

SDIM1118

今回は、
コーヒー豆の挽く粗さによる違いも、
cafe素さんの実演で1カップずつ確認。
美味しいね。

もう随分と春らしくなって、
そろそろ外に出たくなってきました。

次回はランチボックス作ってお外でご飯かな。

今日もありがとうございました。

静原でお米作り 参加者募集(〆切3月末)

こんにちは。

静原で、
ひとつ、
新しい動きが始まりました。

今から、
子ども達とお母さん、お母さん方が泥んこになって
田んぼに入っていくのが目に浮かびます。

京都静原 子ども・お米作り体験教室
MY FARMさん、CAFE MILLETが
今年、手を取り合ってお届けする企画です。

私たち主食・お米。

あまりにも当たり前に存在するお米作りを、
CAFE MILLET、そしてMY FARMさん、もちろん地元静原農家さんとで、
実践的な無農薬によるお米作り取り組みを行うことになりました。

田植え、稲刈りだけで終わり、ではなく、
籾種蒔き苗作りから、もちろん最後に恵みを頂くまで...
きっと、お米に対する、またお米を頂いてきた日本という国に対する見方が
変わってくると思っています。

もちろん子どもたちも参加できる内容で、
ご案内表には出ていませんが、
実は本格的な(参加された方がお米作りをご自身で出来るくらい)内容です。
弥生時代から続いていた、こ日本で結実したお米作り叡智を、
ご一緒に体得していきましょう。

から恵みがもう始まっているように、
田んぼ準備、籾種準備開始はもうすぐです。


詳しくは、
こちらのMY FARMさんのサイトををご覧くださいね。

3月20日(祝)「春の目覚め・感謝の祈り~鳥(ちょう)の世界~」

春を呼ぶ、
素敵な絵とご飯、そして音楽のご案内です。

旅の中で感じた、心の中の風景。
そして感謝を音に乗せて。

来る3月20日、春分の日。
そんな日にあわせて、
静原で気持ちの良い春を迎えてくださいね。

夜には、
ご飯付きの音楽の時間。

こちらは人数限定となります。
どうぞ、よろしくお願い致します。


cho_tree.jpg



■鳥ちょう世界 (個展)
■日時:2009年3月20日15:00~19:50
 15:00~ 鳥の絵画・展覧会 cafe time
 17:00~18:00 オーガニックディナー
 18:00~19:50 ライブ「春の目覚め・感謝の祈り」
■ライブ定員:先着30名 1人3,000円(食事、ライブ代込み)
■お申し込み方法 millet@cafemillet.jp まで、お名前、人数、お電話番号、アクセス方法(車・バス)を明記のうえ、お申し込みください。
■場所・アクセス:京都市左京区静市静原1118 CAFE MILLET
地図やバスの時間帯などは、こちらのページをご覧くださいね。


~ Profile ~
○ ちょう) (絵)
画号 
本名 藤原芳雄
18歳より旅をしてインド、チベット、サモア、ペルー、パリなどを旅しながら絵を描き、屋久島に移り住みギャラリーを開く。後に絵本を制作出版する。現在は名古屋を拠点に制作活動をしている。最近は雑誌「旅学」表紙絵を飾る。

ライブ出演者
○ 十場むぎ (歌)
小さな時から自然中で音楽に触れ、中高とミッションスクールで賛美歌影響を受け2008年から神戸市北区自然中を拠点に全国でライブ活動中。自然から学びを歌い、世界最古といわれる言葉カタカムナ語を入れた曲など、民族楽器を取り入れ独自世界観を歌っています。
ブログ  http://profile.ameba.jp/cocoro6625/

○ 松本学 (竹笛)
十代より旅をしてインド、タイ、チベットなどを巡り、旅で出会った竹笛演奏と製作始める。インド音楽竹笛(バーンスリー)を学び、同時に日本竹笛(尺八)で禅音楽を学んでいる。現在はインド音楽をアミット・ロイ、尺八を石川利光に師事している。自然と調和する音を求め、いろいろなジャンル音楽とコ ラボレーションし、竹笛可能性を追求している。
ホームページ 笛工房kanaiya http://www.k5.dion.ne.jp/~kanaiya/

○ 松本よし子 (ピアノ伴奏)

2月28日(土)「Eco Village 作り&子どもと遊ぶ日」

※2月7日は法要のため作業延期となりました。28日に作業を致します。

日時:2009年2月28日(土)13時半頃~17時頃 
 (京都バスの出町柳駅前12:50発の時刻に合わせ、13時半頃~としました)

まだ2月なのですが、ずいぶんと暖かくなってきましたね。

SDIM0747

月に一度の作業の日。そして子どもと遊ぶ日です。
前回1月の作業では、竹の伐採をメインとしました。
今回の内容は、
竹の伐採、竹の置き場所作り、果樹の移植、そしてオールドローズ植え、
ツリーハウス作り準備を考えています。

SDIM0753

前回は、保育士さんや赤ちゃん、元気なお子さん連れのご家族、保育士さんをご兄弟に持つ方、
保育を目指す学生さんなど、不思議なご縁で「子ども」がキーとなる会になりました。
これまで、刃物を扱ったり火を囲んだりと、子ども達には危ないな~と考えていたいろいろな作業ですが、
転んだり、日頃感じない火を感じたりして、意外にも彼らは言葉ではない感覚で感じているようですね。
大人がそっと見守り、彼らが自ら遊び、その中でいろいろな経験をしていく中で、学んでいく機会となればよいと思います。
大人は外での作業になりますが、
小さなお子さんや赤ちゃん連れでも、室内は暖かいので、
様子を見ながらどうぞご自由に過ごしてくださいね。

●お申し込み:人数把握のため、millet@cafemillet.jp にご一報頂ければば幸いです。
●持ち物:帽子、水筒、防寒着、汚れても良い靴、服など。使い慣れている道具など、もしあれば。
●参加費:今回より会費(500円~1,000円程度)による運営を考えています。
●アクセス・:地図、バスの時間帯については、こちらのページ下にあります。

report 石窯ワークショップ「ルーマニアのじゃがいもパン」

今回は43回目を迎える、
石窯で焼く全粒粉パンのワークショップ

SDIM1092

今回のテーマは、
「ルーマニアの大きなじゃがいも黒こげパン」
でした。

定番の、竹下先生レシピの全粒粉パンももちろんあります。

蒸かしたジャガイモをマッシュして生地に入れる。
直径30センチくらいの大きさ。
石窯に2時間入れて、真っ黒焦げにする。
焦げた部分は削って落として食べる。

という内容しか分かっていなかったパンだけど、
作り方が垣間見れる映像をみんなで見て、
その配合を想像しながら実験的につくりました。

SDIM1102


SDIM1104

結果は大成功!
しかも美味しい~!
外側はしっかりした厚みの歯ごたえ。
なかは、じゃがいもの風味が聞いた、ふわふわしっとり。

よかったね~と皆さん。

でもこれ、基本が身に付いていないと、
映像に見る過程から、配合や発行時間、パンチの仕方などは読みとれないですね。
今井先生の経験が非常に生かされた瞬間でした。

SDIM1098

定番の全粒粉もいいお顔。
触っても食べても、全粒粉に思えないのは気のせいではないはず...

粉の挽き具合を皆で確かめ合ったり、
グルテンの割合による違いなど、
皆さん各自の目や手はしっかり記憶したと思います。

SDIM1099

コーヒー豆焙煎では、スターバックスのバリスタをされている方がいて、
いつにも増して深い観察ができましたね。

今回も、ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。

Valentine's Wedding Cake

今日はバレンタインデー。
大阪・池田にあるお店「ばんまい」さんで結婚式を挙げられる友人へ、
ウェディングケーキをお届けに、そして参加させて頂きました。
こちらは、当日の睦子さんの日記

いつもばんまいさんで、野菜やご飯に来られているお二人。
ここで式と披露宴をしたいと、今日実現しました。

SDIM1065

ご結婚式のウェディングケーキを作らせて頂くこと、
有り難いことだな、と思います。

実はこのケーキ、くるみが入っています。
そのくるみは、ここ、ばんまいさんのガレージ上の空を埋め尽くしている、
くるみの木から取れたもの!↓

SDIM1056

なんとも毎年秋になると大量に取れるそうで、
しかも本当に美味しい...
焼くと、緑の薄皮が勝手にパリパリ取れるのです。

このくるみの木、16年でこんなに大きくなり、実を付けるようになったのだとか。
新郎新婦とばんまいさんから、「是非このくるみを今回のケーキに使ってください!」と、
有り難いお話...

SDIM1069


SDIM1088


SDIM1090

Jazz奏者の新郎新婦。
ご友人の著名なアーティストの演奏・歌声もこんなに近くで聞けていいの??と思うほど贅沢な時間。
音楽に溢れる家庭になるんでしょうね♪

今日のお花アレンジは、友人・ailawebのmikiちゃん。
(以前、mikiちゃんはMILLETでの梁川夫妻Weddingのお花アレンジも)
司会は、鮎子さん
事前のやりとりも無かったのですが、
当日は仲良しのこの面子でお互いびっくりでした...

どうか末永くお幸せに~。
今日は本当にありがとうございました。

農の明日を創る会 ~北海道・はるきちオーガニックファーム・小林さんを囲んで~

こんばんは。

この冬は、
秋の収穫物を選別したり、保存したり、鍋を囲んだり、
語り合ったり。
そんな季節ですね。

冬がもうすぐ終わり、春の足跡が聞こえてきそうな、
季節を分ける頃、節分。

そんな、春の到来と共に、
またここに素敵なご縁が生まれそうな予感です。


北海道から、はるきちオーガニックファームの小林さんが、
京都にお越しになります。

小林さんは、キューバの自立した農業を題材とした映像「Salud!(サルー)ハバナ」に撮影に同行し、その映像のなかでレポーターをされました。

以前、このキューバの映像化にあたり、レポーターを募集されているのを覚えています。そして3年前、友人を通じてこの映像を見て、
島国であり、エネルギーや多くの食糧や医薬品、様々な原料や工業製品を輸出入に頼っているというかつての状況、そして社会主義とはいえ大都市のモノに溢れた状況は、現在の日本と重なって写って見えます。
鎖国状態とも言うべき環境、経済危機にたたされたキューバがとった行動。
多くの分野で、そして農業においても、
都市でのアスファルトを剥がし、その自らの大地で自給するほか無かったという苦悩が見て取れます。
それから3年。
まさか、小林さんとお会いする機会が生まれるとは思っていませんでした...

今回、
大豆レボリューションの味噌仕込み会が行われる2月8日(日)の夕方より、
静原はCAFE MILLETにて、京都の若手生産者・オーハラーボと若手八百屋さん・ワンドロップが集まります。


小林さんの言葉も合わせて映像を見て語り合い、食卓を共にし、
この繋がりから、
これからの農を創っていこう!という会が開催されます。

興味のあるかたは、ぜひご一緒しましょう。
お昼間の大豆レボリューション・手前味噌仕込みご参加の方でも、もちろんOKですよ~


『農の明日を創る会』
~北海道・はるきちオーガニックファーム・小林さんを囲んで~


●日時:2009年2月8日(日)18:00~20:30
●場所:CAFE MILLET 京都市左京区静市静原1118
●会費:1,500円(上映費、オーガニック食事付)
●アクセス・:地図、バスの時間帯については、こちらのページ下にあります。
●定員:20人
●お申し込み: millet@cafemillet.jp まで、お名前、人数、お電話番号をお知らせください。
●内容:DVD「キューバ都市農業リポート」上映と語り合い、ご飯の会。
「はるきちオーガニックファーム 」代表である小林卓也氏がレポーターとして参加、制作したDVD、キューバ都市農業リポート「Salud!ハバナ」 の撮影の際、彼が実際に見たキューバの現状を、映像とスライドで紹介します。

★キューバ都市農業リポート「Salud!ハバナ」 とは。
食料自給率40%のカリブ海の島国キューバは、1991年のソ連の崩壊とアメリカの経済封鎖で輸入がストップし、深刻な食料不足に陥る。
化学肥料や農薬はもちろん、石油エネルギーなども輸入に依存していた島国では、大胆な政策転換を実行した。
それまでの郊外における大規模農業から、都市部における農薬や化学肥料を使用しない有機栽培を国が自ら実践し、市民に広く推奨。
市民自ら野菜を自給自足をすることで未曾有の危機を乗り越えただけでなく、生産者という新たな雇用を生み出し、農作業ボランティアや顔の見える直売場では新たなコミュニティーが誕生したという、ハッピーエンドな現在のキューバのありのままをレポートしたもの。
まさに、自給率39%の島国、日本に住む私たちに、ヒントをあたえてくれる興味深いムービー。

★小林卓也 (はるきちオーガニックファーム 代表)
http://www.harukichi-farm.com/ 
北海道石狩市生まれ、在住。29歳。
北海道大学工学部環境工学科に在籍し、主に畑作地帯の環境問題について研究する。
同時に、入学当初からアルバイトをした居酒屋「春吉」で有機野菜に出会い、
地産地消や食物の安全性について関心を持ちはじめる。
卒業後、有機農業を日本やオーストラリアで研修した後、石狩市にて有機農業を開始。

現在営農5年目で3haの畑にて20種類以上の野菜と豆類を有機栽培で生産している。
利にかなった農業生産が信条。
「野菜が健康的に育つ環境を整えればいいのであって、農薬や化学肥料は邪魔者にすぎない」