5月22日(日)映画『幸せの経済学』上映会 全国100箇所上映会の開催!

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※開場時間が変更になりました。(マーケットの時間を多く確保しました)


5月22日(日)、世界多様性デーに、全国一斉100箇所上映会。

CAFE MILLETでは、2008年に「ラダック-懐かしい未来」の上映を開催し、
それから私たちの暮らしが、地域経済に深く結び付けられることを意識しました。

今回、「幸せの経済学」の上映、そして参加される皆さんとのシェアを通じて、いまはまさにの転換期。
地域内経済を、地産地消のローカリゼーション・ムーブメントを盛り上げていきましょう!
プチ地場産マーケットも開催します!

全国の100箇所上映会の情報は、公式HPで御覧ください!

【日時】2011年5月22日(日)14時~
【鑑賞料】 522円(税込)
※ミレットのドリンク・お菓子付きをご希望の方は、1,000円(税込)。
【定員】40人
【お申し込み】millet@cafemillet.jp まで、
・件名:5月22日上映会参加申込
・お名前
・人数
・電話番号
・アクセス方法
・ドリンク・お菓子付きご希望(有・無)
を明記のうえお申し込みください。

●タイムスケジュール
14:00-      開場
14:30-15:30 プチマーケット
15:40-15:50 事前案内
15:50ー17:00 上映
17:00-18:00 シェアリング(ドリンク・お菓子・プチマーケット続き)
※行きは13:40頃到着の京都バスが、帰りは18:20発のバスがあります。

●鑑賞料 522円(税込)
※ミレットのドリンク・お菓子付きをご希望の方は、1,000円(税込)。

●プチ地場産マーケットを開催いたします!
この機に、地域でがんばっている生産者との出会いの場も設けたいと思います。

●気に止めていただきたいこと
・映画上映会ですので、小さなお子様連れのお客様は、状況を見て会場外に出ていただくなどの配慮を、どうぞよろしくお願い致します。

●アクセスについて
・会場ではマイカーでの駐車場がじゅうぶん確保できません。
皆様には、出町柳駅前12:50発京都バス34番系統「静原・城山行き」終点下車でお越しいただきますよう、お願いいたします。

今回、「幸せの経済学」の上映、そして参加される皆さんとのシェアを通じて、
本当の転換期を乗り越え、地域内経済を、地産地消を進めていきましょう!

★映画 『幸せの経済学について』
◆今こそ、グローバルからローカルへ 

40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価を得ている「ラダック懐かしい未来」の著者であり、世界のローカリゼーション運動のパイオニアでもあるヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん。彼女の最新ドキュメンタリー「幸せの経済学」が5年の歳月をかけて2010年に完成致しました。この映画は、「グローバルからローカルへ」をテーマに、世界中の環境活動家たちがこれからの「豊かな暮らし」について語るドキュメンタリー映画です。消費型社会を見直し、地域に眼を向けることによって、その土地にある資源や文化を再認識し、人と人、人と自然との関係を紡いでいく「コミュニティの再生」の重要性を訴えています。

◆映画「幸せの経済学」あらすじ

~なぜ今、ローカリゼーションなのか?~

今まで世界では、国の豊かさを測る指標として「国内総生産:GDP(Gross Domestic Product)」などが使用され、経済成長を遂げることが豊かな国の定義だと信じられてきました。しかし近年、ブータン国王が「国民全体の豊かさ・幸福度」を示す指標「GNH」(「GNP」のP=ProductをH=Happinessに置き換えた造語)を提唱したことにより、「モノではない豊かさ」について多くの人が関心を持ち始めるようになりました。

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この映画は、開発という名の消費文化に翻弄されるラダックの人びとの姿を追い、世界中の環境活動家たちが「本当の豊かさとは何か」について説いていく内容となっています。 民族紛争や異常気象、多様性の損失、失業、アイデンティティの崩壊など、グローバリゼーションの拡大が引き起こす8つの不都合な真実について述べながら、世界各地で発生している問題について取り上げています。監督のヘレナさんは、その解決の糸口として「ローカリゼーション」を提唱し、ローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていくと語ります。実際に世界では持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティ構築が広がりつつあり、映画の後半では、そのムーブメントの事例を紹介しています。

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新しい豊かさの指標「GNH」が広まる中、持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか。そのヒントは、人と人の繋がりを重んじる日本の伝統文化の中にもあるのではないでしょうか。この映画は、その気づきを我々に与えてくれるでしょう。 

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◆映画「幸せの経済学」の監督
<ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ>
スウェーデン生まれ。ISEC(International Society for Ecology and Culture)創設者、代表。世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニア。1975年、言語学者としてインドのラダック地方に入り、ラダック語の英語訳辞典を制作。以来、ラダックの暮らしに魅了され、そこで暮らす人々と共に、失われつつある文化や環境を保全するプロジェクトLEDeGを開始。この活動が評価され、もう一つのノーベル賞と知られるライト・ライブリフッド賞を1986年に受賞。ダライ・ラマ法王の訪問も受けている。また、著書「ラダック懐かしい未来(Ancient Futures)」は日本語を含む40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価を得ている。
* ISEC: http://www.isec.org.uk/
* 幸せの経済学HP: http://www.shiawaseno.net/

◆映画概要

【作品名】幸せの経済学(The Economics of Happiness)
【HP】日本語: http://www.shiawaseno.net/
英語: http://www.theeconomicsofhappiness.org/
【制作年】2010年 【時間】68分
【プロデューサー】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(ISECの代表者)
【監督】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
【制作】The International Society for Ecology and Culture (ISEC)
【配給・宣伝】ユナイテッドピープル株式会社 ( http://www.unitedpeople.jp/ )

★予告編


★監督メッセージ


私たちは5年という歳月をかけ、この映画を完成させました。今までISECという団体で30年間、人類が直面している多くの問題の根本的な原因について広く訴えかけてきましたが、その中で、気候変動から金融危機など私たちが論争した最も緊急の問題の大部分は、持続不可能なグローバル経済システムによるものではないかと議論してきました。そして私たちは、これらの問題を同時に解決する重要な方法を見出したのです。それが、ローカリゼーションです。

この映画「幸せの経済学」は、単にグローバリゼーションの全体像を分析したものではなく、希望ある未来へむけての強いメッセージを発信しています。例えば、この映画に登場する思想家や環境活動家たちは、「文化的・生物学的多様性を尊重し回復させるためには、私たちの経済活動をローカル化させ、地域社会に目を向ける必要がある」と訴えます。彼らは、グローバル経済から脱却し、暮らしをローカルへシフトさせることが、人を幸せにすると同時にエコロジカル・フットプリント(人間活動が環境に与える負荷に対し、廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値)を減少させる魔法の公式であると主張しているのです。