2022年10月7日(金)、8日(土)秋の恵み手習の会

秋の恵み手習の会

稲穂の香りが漂い
虫達の鳴き声もすっかり秋
木々も実りを迎え
野に咲く花も色とりどりに祝福してくれております
この里の恵みを味わって頂きながらこの度とても光栄にも竜樹さんを講師にお迎えして
学びの時間を開催致します

どうぞこの機会に竜樹さんのお料理の世界をご一緒に味わい楽しみましょう。

10月7日(金)
10月8日(土)
11時ごろから3時ごろまで
お食事付き
8,500円


しばらくお休みしていた手習いの会を番外編として静原にあるミレットさんで開催することになりました。豊かな自然と、店主の樹里さんご家族で耕されている素敵な畑に囲まれた、とても気持ちのよい場所です。

今回は畑の恵みをお裾分けしていただいて、ハーブのこと、そして塩のお話をしたいと思っています。ハーブを使ったオイルやマヨネーズの作り方といったレクチャーのほか、塩の使い方、使い分けなどのお話、実際に畑で採れたお野菜を焼いたり蒸したりしながら、それらを塩やハーブの調味料で召し上がっていただきます。
また、新米の季節でもありますので、最後には新米を使って簡単に作れるまぜご飯のデモンストレーションも行おうと思っています。

普段の僕の活動は食材や調理法にフォーカスしないので、実際に僕がどのようにして食材と向き合っているか、どんな技術で調理をしているかを覗き見できる数少ない機会になると思いますので、是非この機会にご参加されてみてください。少しでも僕の知識や知恵が誰かのお役に立てれば嬉しく思います。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

neutral  北嶋竜樹

食事のための食ではなく、食べるという行為を通じて、身体の内側から感じとる様々な要素から、味覚の印象や記憶を残すだけでなく、それらがどのように形成され、また心身にどう作用するのかをミクロとマクロの視点から捉え、それらひとつひとつの思考や感覚を心象描写として映し出す、体験に重点を置いた作品制作を行なっています。食文化・宗教・哲学・文化人類学など、あらゆる視点から捉えた文学的思考から着想したものは、やがてそれぞれの社会や未来へと響き、調和的で、新たな循環や還元を生み出していく心の滋養ような存在でありたいと考えています。
北嶋 竜樹 Ryuju kitajima 
​1983年大阪生まれ
​2021年京都へ拠点を移し活動を開始