シュタイナー講座レポート

京田辺シュタイナー学校の先生を囲んだ、シュタイナー講座。
今、子育てのなかで共有したい大切なまい日のこと ~シュタイナー教育の視点をヒントとして~
を開催しました。

日頃、シュタイナーという言葉はよく耳にするのですが、
その実際について、またシュタイナー教育で大切にされている指針について、
これまではあまり知る機会がありませんでした。

ミレットには本当にたくさんの子供達と、
そしてお父さん、お母さんがたがお見えになります。

私たちが、希望の未来を作っていく子供たちとどのように触れていけばいいのだろう。
そんな思いに対して光を差してくれるような、そんな扉が開かれたような時間。

今回のお話のなかで、
シュタイナー教育で大切にされていることは、私たち人間にとってごく当たり前に
大切だなと思うことでした。

リズム感、季節感のある暮らし。
音、触感、食感、見えるもの、できるだけ本物に触れられるようにする。
私たちが善きものとして考えるものを、繰り返し繰り返し。


この世の中は、大人にとって刺激のある情報であふれている環境。
そうした中で、同じように過ごしてしまう子供たちにとって、
人間の心とからだを形作っていく 大切な時期は、
感じる物すべてを、全身を使って受け止めている。

そんな子供たちと同じように、
私たち大人も、毎日の暮らしのなかでもっと驚き、発見をしていくことができる。

具体的な方法はいくらでもあるし、
大切な事は、方法から入っていくことではなくて、
やっぱり、「大切にしたいこと」を持って接していくこと。

文字にすると上手く表現できないのですが、
いまここにこうして居るだけでも、
実践していくことができる、そんな気持ちになりました。



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この日は、
元気元気な子供たちは、お父さんお母さんがお話を聞いている間、
ツリーハウスやヤギに会いに、そして焼きいもを焼いて食べたりして遊びました。

木に登るときの樹皮の冷たい、ごつごつした感触。
登って、「怖い」という感覚。
ヤギのふわふわな毛。頭突きされコケた時つかんだ落ち葉の柔らかさ。
火が熱くてどこまで近寄れるかな、という感覚。
小さな枝も、火を出して燃えて暖かくなること。
煙の香りと目の痛さ、風で変わっていく煙の吹く方向。
焼き芋の炭の味と取れない黒い色。そして熱くて、甘くて美味しいおイモの味。

こうした時間も、本当に大切なんだろうと思います。
こういう経験がどんどんどんどん、
絵本で想像していくとき、
小説を読み、話を聞いて想像できる世界に、
繋がっていくんでしょうね。




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本当に沢山の方と共有することができた、暖かい時間でした。



またこのような機会を設けることができたらと思います。

開催にあたり、準備をしてくださったシュタイナー学校の保護者の皆様、
そして貴重なお話をお聞かせくださった先生、
本当にありがとうございました。