2026年8月6日(木)ボブ・サム Voice of Raven 〜ワタリガラスの神話を語り継ぐ のお知らせ

 


Voice of Raven 〜ワタリガラスの神話を語り継ぐ

昨年の夏に引き続き、美紀さん、赤坂さんそして今回ボブ・サムさんをお迎えした場を持つことになりました。


私達,人の存在の意味への問いかけと繋がる事でもあり、

いのちを受け継ぎ、

この星で生かしてもらえている

奇跡をそれぞれが感じる時間となればと思います


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Voice of Raven 〜ワタリガラスの神話を語り継ぐ

ボブ・サムが語る神話をはじめて聞いたのは、1997年4月、フェアバンクスで行われた星野道夫を偲ぶギャザリングでのことだった。アラスカ先住民族クリンギットに伝わる世界創世神話のひとつである「How we got spirits 〜 人々はいかにして魂を得たか」は、星野道夫の著作である「森と氷河と鯨」の巻頭で紹介されており、龍村仁監督は「地球交響曲第三番」でその一部を映画の中に記録した。


星野道夫がこの世界から旅立って30年という月日が過ぎた。

1997年4月のあのとき以来、ボブと日本のご縁はその絆を増してゆく。1998年には龍村さんが日本に招聘し、天河大辨財天社の大宮司とのご縁を結ぶと日本中を聖地を巡礼する旅がはじまった。日本各地で神話を語る機会が増えてゆく。それがまるで必然かのように様々な地でボブは神話を語った。ぼくは旅の伴走者として彼と共に走り続けた。


そして、その流れから2000年12月にはアラスカからクリンギットの古老エスター・シェイとその一族、そしてボブ・サムの6名を招聘し、日本の先住民族アイヌとの文化交流プログラムを主宰することになる。クリンギットの人々と北海道・阿寒湖のアイヌの人々との数日間の交流を実現するため、いくつかの公演を実施しなければならなかった。『神話を語り継ぐ人々』と題したその催しは、札幌で500名、熊野の新宮で500名、そして東京の明治神宮では1,000名を超える動員となった。


あのとき、なぜ神話だったのだろう?

僕を含めた日本人のボランティアたちが、アラスカ先住民族やアイヌの人たちとともに北海道、熊野、明治神宮という地を巡った。気がつくと、その道筋はわたしたち日本が経験してきた精神文化の流れをなぞる旅になっていた。アイヌの大地・北海道から日本の神話がはじまった熊野へ。そして、敗戦によって日本神話の崩壊を経験し、新しい精神基盤を模索する明治神宮へと運ばれていた。『神話を語り継ぐ人々』は、物質文明に浸り切っていた世界から目に見えないものに価値を置く世界へとぼくたちを導いてくれていたのかもしれない。

今の時代を見渡したとき、ふと不安に心がゆらぐことはないだろうか?ぼくたちはどこへ向かってこの時代を生きているのだろうか?

ボブが語る神話には、数千年あるいは数万年という時空をいっきに遡る力があるように思う。遥かなる過去へと立ち返り、そこから現在地点へとむすぶ線をたどることでぼくたちはひとつの未来の風景をみることができるかもしれない。ふたたび神話を語るべきときが、神話に耳を傾けるときが来ているように思う。その意味が明確にわからなくても、ワタリガラスの神話を語り継ぐこと。ボブ・サムとともに遥かなるいにしえの聲に耳をすませたい。

赤阪友昭


【共同主催者のことば】

転換期ともいえる今の時代や宇宙のめぐりの中で

ボブ・サムが語る時空を超える神話を多くの方に聴いていただきたい。そのような願いとともに今回のイベントを共同主催します。おりしもその日は広島の原爆投下の日。みなさんとともに、魂で感じるひとときを、8/6の広島の日に過ごせること、心より楽しみにしています。

松本美紀

隅岡樹里


【日時】2026年8月6日(木)

【会場】Cafe millet 〒601-1121 京都府京都市左京区静市静原町1118


【参加費】

第一部・第二部通し 8,000円

第一部のみ   6,000円

第二部のみ   5,000円


【お申し込み先】こちらのフォームからお申し込みください


【プログラム概要】

<第一部>

14:00   会場オープン

14:30-17:30 「神話を語り継ぐ人」

     ・神話の語り#01/ボブ・サム

   (MC / 松本美紀・通訳/赤阪友昭)


<第二部>

18:00-19:00 夕食(ビュッフェ形式となります)

19:00 - 20:00 火を熾す。火を焚き、原初の闇の隙間に身を置く。

   ・神話の語り#02/ボブ・サム

       (MC/松本美紀・通訳/赤阪友昭)

20:30   解散