PHD協会さんにお招き頂き夫婦で行って参りました。
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![IMG00038-20091202-1906](http://farm3.static.flickr.com/2531/4154678424_5443001e33.jpg)
PHD協会さんは、アジア・南太平洋地域から様々な分野の研修生を日本で
受け入れ、日本にある学ぶべきものを本国に還元される、という活動をされています。
今回、日本に有機農業を生日に来ているビルマのザーナウンさんが話してとして
登場されました。
相手としては隅岡敦史が日本の農業という側面から聞き手に回らせて頂きました。
私たちは農家ではありませんが、
隅岡はアグリライフという、
都市と農村を結ぶ農業体験や農のある暮らしを実践する場を提供するNPO活動を
しています。
今回、何故ビルマから日本に農業を、それも有機農業を学びに来られるのか、
最初は疑問だったのですが、現地では化学肥料・農薬を使う農業が主流となってきていて、
農薬の影響から体をこわす農家さんが居るということ、
病院にかかるという費用も無く、
農薬を使わずに農業をしたい、という思いから、
系統だった日本の有機農業(栽培方法や堆肥作り、組合作りのことなど)を学びに来られているそうです。
私たちが興味があるのは、
化学肥料・農薬を使う以前の農法、いわゆる伝統農法と呼ばれるものなのですが、
ザーナウンサンによれば、お爺さんの代までは地域にあるものだけを使い、
耕さない方法がなされていたとのこと。
そうした伝統農法と、これからの有機農業。
きっとクロスしているところがあると思います。
まだビルマでは、お店で売られる野菜は誰が育てたか、
どんな農法の野菜か、が分からない(値段だけの表示)なのだそうです。
そんななか、有機農業が認知出来るように、
有機農業をはじめる農家さん同士が手を取り合い、
組合を作ってお店も始めたいとのこと。
一気には無理ですが、すこしずつ、形になったらいいですね。
ザーナウンさんが日本で学び、有機農業がビルマで市民に、そして政府に
認められることを祈っています。
![IMG00042-20091202-1936](http://farm3.static.flickr.com/2715/4153917627_2e95261e81.jpg)
本日は、満員御礼。本当に沢山の方々にお越し頂きました。
PHD協会の皆様も、お声かけ頂き、まことにありがとうございました。
コーディネートして頂いたカノさん、
お料理のサポートの瓜生さん、
ヘルプしてくれたみやちゃん、
そして山納さん、
ありがとうございました!
このイベントは、
関西の国際協力系のNGOさん達が共同で進めているキャンペーン、
Let'sいっちょカマーキャンペーンの一環です。
来週12月9日、そして来年2月14日にも、
中崎町でフリーマーケットが開催されますので、
お近くの方は是非是非!