少し遅くなってしまいましたが、
5月24日に、静原の建築家・左官職人の森田一弥さんをお迎えした
漆喰塗りワークショップを行いました。
この日のお天気、かなり微妙だったのですが、
じつはこの降るか降らないか、という微妙な具合が、
漆喰の塗り時かどうかに関わるのだそうです。
漆喰の材料を調合する森田さん。
漆喰の材料となるのは、
消石灰、つのまた、スサ。
今回、他にも土やワラ、砂などを独自の配合で調合されました。
こうした現場での調合作業は、
既に調合済みの漆喰素材が手に入りやすいため、
なかなかされている職人さんはもう少なくなってしまったのだとか。
作業は皆さん、一つ一つの工程とその意味を理解しながら進みます。
まず調合と下塗りを午前中に済ませ、
みんなとお昼ご飯。
いよいよ午後からは漆喰塗りスタート。
地元小学校からも子ども達が集まってきます。
終盤、「そういえば森田さんに職人技をまだ見てない!」ということで、
こちらが森田さんの塗ったところ。
で、
こちらが僕たち素人の塗り壁...
味がありますね。笑
でもとても良い感じです。
終了後、珍しく記念撮影です。
やりました~お疲れ様でした!
そしてこちらが、
漆喰を塗る前のBefore
そして、
塗ってしっかり乾燥したあとのAfterです。
乾くと思った以上に明るくて良い加減の色になりました。
乾いた後のこともイメージして調合するの、これは大変な技術だと思います。
何より、森田さんの熟練の技に、皆ため息。
そして、世界中の壁に取り入れられ、
漆喰という素材の魅力に皆さん取り憑かれたのではと思います。
終わりには、次回は上級編が必要だね!との声。
森田さん、材料を手配頂いた皆さん、
足場板の提供、地域の子ども達、
塗らせてくれたこのお家、
そしてご参加の皆さん、
ありがとうございました!&お疲れ様でした!
この先、またこのような機会が出来たらいいなと思っています。